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福島の野菜

野菜を買った中にたまたま福島産のものがありました。
きちんと産地を表示しているくらいなので安全性に心配はまったく無いのですが、「実際にどの程度なのだろう?」と興味を持ち、東北大震災の半年余り後に自作したガイガーカウンターを出してきました。

ガイガーカウンター22

動作は、2分間計数して値をLCDに表示します。

結果は、カウンターの近くに福島産の野菜があってもなくてもほぼ同じ値でした。
むしろ、家の中でも場所によって値が異なるのですが、その差の方が大きいくらいでした。
「ここまで除染したんだ! できたんだ!」と生産者の皆さんの努力にけっこう感動しました。
機会があったら海産物なども計数しようと思います。

ちなみに、「汚染浄化水の海洋放出」について、私は「本当にトリチウムだけであれば」あまり心配していません。
むしろ、「トリチウムだけ」というアナウンスの方に「本当かな?」と一抹の不安を感じています。
「物理は信頼できるが、人間はかならずしも信頼できない」というところでしょうか?

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1分間計測ができるようになりました

簡単なプログラムを組んで、いちおう次の写真のように、60秒間計測して停止できるようになりました。
1分間計測

1分間は、かなりラフに発生させていますが、計測してみると、もともと私の家で10cpmから40cpmくらい(そのほとんどは20-30cpm)ばらつきますから、ばらつきさえなければある程度ラフでも良さそうです。

このあとは、計測後の処理として、停止アラームやら「μsv」表示やらを付けたいと考えています。

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ガイガーカウンタが組上がりました

お待たせです。
ここのところ、投稿が減っていましたが、実はこれを組むのに忙しかったのです。
ガイガーカウンタ組上がり

回路図があるわけではなく、手探りで回路を決めながら組んでいましたので、けっこうきつかったです。
そもそも基板が、ありあわせの切れ端に組み始めたもので、組み進むほどに追い詰められて、部品の配置と配線がとても厳しい状況でした。

最後には、回路点検の最中にテスターの電池切れまで起きまして、ボタン電池を買うために一駅隣の百円ショップまで自転車を走らすというハプニングまでありました。
でも、なんとかプログラムの書き込みと液晶表示ができましたから、回路はこれでOKのようです。

しかし、これではまだ終わりではありません。
上の写真では液晶になにやら表示されていますが、これはただ単にテストプログラムで文字を表示させただけです。
これから、放射線の計数プログラムを作ります。

プログラムが完成したら、また投稿します。

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高圧電源モジュールです

GM管は、900Vくらいの高圧が必要です。
そのため、高圧電源モジュールは2番目のキーパーツです。
液晶のバックライトに使う冷陰極管用のモジュールを手に入れました。
高圧モジュール

で、まずはダイオードとキャパシタで整流して、出力をみてみることにしました。
私、定格1000Vのテスタを持っているので、これをつないでみました。
全然ダメでした。
テスタリードを片方つないだだけで、針がマイナス方向に振れます。

しかたないので、ネオン管をつないだのが次の写真です。
ネオン管点灯

この写真をよーくみてください。
見づらいですけど、ネオン管のリードの片方はどこにもつながっていません。
右の赤いリードからの誘導で灯っているのです。
この赤いリードを外すと消灯します。

とりあえず、動いているのが確認できただけでした。
出力を確認できないまま先に進むのはちょっとイヤなので、ちょっと悩んでいます。

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GM(ガイガー・ミュラー)管です

急に寒くなりましたね!
今朝は室内で16℃台でした。

さて、秋バテも次第に直ってきてみると、やらねばならないことが山積でちょっとパニックです。
そんな未解決テーマのひとつにガイガーカウンタがあります。
まずは部品を出してきて眺めています。

キーデバイスであるGM管は、今年の5月に秋葉原で衝動買いしました。
ネットによると、なんでも1950年代に作られて、半世紀も延々と在庫になっていたものが、やっと今、機を得て売られているらしいです。
入手は生まれて初めてです。

アノードは見るからにアノードなのですが、カソードは「たぶんコレ?」っていう感じなので、テスターで確認してみました。
結果、予想どおりですが、下の写真のように胴体部分がそのままカソード電極でした。
配線どうしようか? という感じです。
GM管

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Author:理系男子
趣味も専門も電子回路という、画に描いたような理系男子ですが、世の中の「読みにくい取説」をなんとかできないものかと思い、自ら「書く側」になってしまいました。
 
 

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