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トースター選び

私、パンを焼くときオーブントースターを使っています。
大分以前のことですが、わがやのオーブントースターは2回続けてパンを焼いたとき、同じ時間設定でどちらもほど良く焼けました。
しかし、そのあと買ったトースターは2回目が焦げ易くて困りました。「サーモスタット」付きを選んだのですが、それはただ単に「過熱防止」のためだけだったらしく、焼け具合の調整機能は無かったようです。

そこで、それが壊れて買い替えの時、さんざん考えて選んだのが次の写真の「温度調整」付きのトースターでした。
トースター

これは正解でした。
温度を適切(160℃ー180℃)に設定することによって、タイマー設定はいい加減(10分ー20分)でも良い焼き加減で、しかも1回目も2回目も同じようにほど良く焼けます。
もちろん200℃以上に設定すればグラタンなども焼けます。

「温度調整」無しのトースターよりはちょっと高価ですが、桁違いということもなく、「買って良かった!」です。
この記事をお読みの方が、トースターを選ぶ時のご参考にしていただければ、と思います。

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小型掃除機

次の写真をご覧ください。
T社製の小型掃除機です。
もうすでに生産終了したようですが・・・
小型掃除機

私はこれを10年以上前に買って、以来便利に使い続けています。
銘板には2000年1月-6月と書かれています。
銘板

これを買った理由は、自分の身の回りの掃除もありますが、もうひとつありました。
実は私花粉症なので、シーズンにはふとんが干せないだけでなく、シーズン外でも外干しの後はふとんを叩いたくらいでは安心できないのです。
また、当時でも「ふとんは叩くと綿の繊維が切れる。」という説はありました。
しかし、その頃はまだ「ふとん掃除機」なるものはなく、通常の掃除機の筒先に着ける「ふとん用吸い込み口」はありましたが、けっこう使いづらかったです。

そんなとき、この掃除機を見つけて「これならふとん掃除にも使えるのでは?」と思って買いました。
この掃除機は「排気循環方式」と言い、ふとんやシーツなどに張り付かないのです。
そのため、吸い込み口は次の写真左側のように複雑になっていますし、写真右側のように本体との接続は2重構造になっています。
吸い込み口

実際使ってみて、その軽やかさに驚き、以後ふとん干しの後に使っています。

価格も、一万円したかしないかくらいで、さほど高価ではなかったと思います。

そこで、これはぜひメーカーのT社にも伝えて、「ふとん用にも最適!」のようなプロモーションをしたらもっと売れるのではないか、と思いました。大きなお世話ですが・・・
それで、ネットでT社のサイトを探したのですが、ユーザーからの提案を受け付ける箇所は見つかりませんでした。

それから10年余り経って、通販でも家電店でも「ふとん掃除機」が大流行ですが、あのときT社がユーザー提案を積極的に受け付けていなかったのが残念で仕方ありません。
別に知的所有権を主張して大金をせしめようという意図はなく、せいぜい「ユーザーからの声」くらいの扱いで紹介していただければそれで十分だったのですが・・・

私はそういう些細なことの積み重ねで業績を上げるのが好きで、「神は細部に宿る」ということばが好きです。
T社さん、やっぱり業績を上げるにはそういう地道な努力と斬新な発想が大切で、強引な力技やズルは禁じ手でしょう。
同業他社が業績不振にあえぐ中、T社さんは立派と思っていたのですが、ネタを知ってガッカリしました。

そういうことで、T社さん、これからはユーザーの知恵を集めることも考えてみてはいかがですか?
採用のお礼は、たとえば「サザエさんカレンダー」だっていいじゃないですか。あらかじめそう宣告しておけば・・・

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ナツメ球いろいろ

ナツメ球をご存知だろうか?
蛍光灯照明器具についている豆球だ。
電球5W

これの消費電力はひとつ5Wなのでたいしたことはないのだが、最近はLED化されたものが売っている。
LED化するとやはりそれなりに低消費電力化され、0.5Wとか0.3Wと表示されている。
しかし、普通に売られているのを見ると、500円以上するのでバカバカしいと思って買う気がしなかった。
ふつうのナツメ球(以下、「電球」と呼ぶ)ならば、その価格で10個買える。

しかし、100円ショップでも売られているのを見かけて、試しに買ってみた。
100円0.5W

LEDチップがひとつ入っていて、消費電力は0.5Wと書いてある。
これは電球と比べてもかなり暗くて、とても使う気にならない。
もともと夜間の補助灯なので、あまり明るい必要はないのだが、やはり電球並みの明るさは欲しい。

しかし、先日ディスカウントでOHM社製が300円台で売っているのを見かけたので、これも試しにひとつ買ってみた。
OHM社0.3W

これはLEDチップを3個使っていて、消費電力は0.3Wだそうだ。
明るいのに感動して、電球の7倍の値段にもかかわらず、ほとんど家中をこれに取り換えてしまった。
写真では電球くらいの明るさだが、光色が赤っぽい電球に比べて白く、白色蛍光灯に近いので、より明るく感じるのだろう。

しかし、1カ所不足したので、今度は別のスーパーでA社製がやはり300円台で売っているのを見つけて、ひとつ買い足してみた。
A社0.3W

これもLEDチップを3個使っていて、消費電力は0.3Wなのだが、電球の明るさには及ばない。

このように、ナツメ球もLED化が進んでいるし、低価格化もしているが、メーカーによるばらつきも大きいので、いきなり買い揃えず、ひとつ試してみて、満足したら同じものを買い揃えるのが賢明だろう。

関連記事: 「電灯選び

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高速体温計は正しい?

体温計が水銀から電子式の時代になって久しいですが、ここ数年は20秒とか30秒で計測できる電子体温計が出現し、さらに最近はその価格も低下しつつあります。
原理的には、従来型は水銀計と同様に次の図の「安定温」を実測しているのに対して、高速型は(たぶん)次の図で測定値が上昇してゆく途中のある値からそれより高いある値になるまでの「時間」を計測して、それから「安定温」を予測しているのだろうと推測します。
体温の測定方法

先日、ドラッグストアに行ったところ、くだんの高速体温計が2000円を切っていたので、1本買って来ました。
次の写真の上側が従来型、下側が高速型です。
体温計

価格低下とは言っても、普通の電子体温計も低価格化しているので、だいたい2倍くらいの差です。

さて、気になるのはその測定値の正確さです。
そこで、さっそく両者を測り比べてみました。
高速型は約10秒、従来型は約10分かかりましたが、結果は、その差0.1℃という無視し得る範囲でした。

原理的に言えば、計算で値を求める高速型よりも十分な時間後の安定温を表示する従来型の方が正しいはずです。
計算による予測など、実測の裏付けをしないで使えるものではありません。

しかし、測定対象は人間です。
10分もかかると途中で動いて接触状態が変わってしまう可能性がありますし、最悪は10分経たないうちに測定をやめてしまう可能性さえあります。
厳密に測定しようとするならば、スライムのようなゲルを塗って密着させることも必要です。
そういう点を加味すれば、「科学的」には厳密ではありませんが、「実用的」には短時間の測定値変化で予測する高速型の勝ち、というのが私の結論です。

実際、従来型ではしばしば35℃などという測定結果が出て、「いくらなんでもそれはなかろう」と再測定していましたが、高速型では常に36℃台の値が得られるようになりました。

体温計を買おうと思っている方、どちらにしようか迷っている方には、割高ですが「高速型」をお奨めします。

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SD-USBアダプター

次の写真の下側に写っているのは、百円ショップで見かけるSDカードのUSB変換アダプターです。
もう見慣れましたが、最初に百円ショップでこれを見かけたときはけっこう驚きました。
上側に写っている一般的な多種対応のアダプターは千円以上しましたから・・・
SD-USB変換アダプター

もしかしたら「中身は配線だけなんじゃない?」と思っている方はいないでしょうか?
私もそう思ったので、買って調べてみました。
やはりきちんと(プロトコル変換の)ICチップと、買ったら数百円する水晶振動子が入っていました。
SD-USBアダプター内部

写真の黒いのを見て「えっ、これのどこがICチップなの?」と思った方はいませんか?
黒いのは四角いシリコンチップのうえに接着剤のようなゴム状の樹脂をかぶせてあるのです。チップを保護する被覆です。
配線基板との結線は、太さがミクロン単位の「金」の電線が使われています。
ちなみに、電卓の心臓部もほぼ同様です。

もしも部品を買って揃えたら、やはり千円くらいになりそうです。

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趣味も専門も電子回路という、画に描いたような理系男子ですが、世の中の「読みにくい取説」をなんとかできないものかと思い、自ら「書く側」になってしまいました。
 
 

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