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職場の交渉

これは勤めをしている人々の話です。

勤めをしていると、その組織内で、他の職員との間に意見の相違が起こって、業務の連携に支障が生じる場合があります。
その場合、あなたはどうしていますか?
たいてい、その相手と直接交渉していないでしょうか?

「え、それ意外の方法があるの?」

あります。
彼の上司と交渉をするのです。
それが組織内の正しい行動なのです。
つまり、彼の行動は、彼の上司の責任において遂行されています。
彼自身の意思や意見とは限りません。
もしもあなたから見て疑問や意見があれば、彼の業務遂行に責任を持つ彼の上司と調整するのが当然なのです。

これはたいていの場合、かなり効果的な問題解決法です。
彼の上司と話して、彼の業務遂行の理由や意図が明らかになれば、解決の方法は見つけ易いものです。
彼の上司が納得すれば、彼に業務変更指示を出してもらうこともできます。

しかし、この方法で解決しない場合もあります。
その場合は、戻ってご自分の上司と話してください。
自部門の分担や業務遂行を見直すことによって問題が解決するかもしれません。
それでもやはり先方の部門にお願いすることがあれば、今度はこちらの上司から、先方に交渉していただきます。

私は、勤めを辞めた後も、役所や金融機関、出入り業者などと問題が発生すると、極力相手の上司と話をします。
極端な話、相手の本人には絶対できない「担当替え」が上司ならば可能なのです。
それでスッキリ解決することもあります。
業務遂行が「正しいかどうか」よりも、単にお互いの考え方の相違ということもありますから・・・

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ロールレタリング

このブログは、昔参加したあるセミナーで先生に勧められて始めました。
「人望が無いのが悩みです」と相談しましたら、先生は「ブログをやりなさい。」とだけおっしゃったのです。
その時は思わず「えっ、そんなことで!」と、とても失礼な言葉が出てしまいました。
 >ブログで人望ができる?

それから十年余、このブログをとおして数々の悩みが解決されました。
 >人望がない!
 >悪魔との契約?
 >「頭が固い」上等!
 >「頭が固い」は科学者の才能?
 >夫婦ゲンカの数学的考察
 >心のトゲが取れました

ところで、最近ラジオで「ロールレタリング」(Role lettering)という言葉を聞きました。
初耳でした。
意味は「出さない手紙」らしいです。
手紙を書くけど出さない!
何のために?

これは心を病んだ人のリハビリや犯罪者の更生に用いられるらしいです。
内観」の一種でしょうか?
そういえば、このブログも誰に宛ててというわけではないのですが、上記のように私の悩みがしだいに解決されています。
であれば、これも「ロールレタリング」の一種ではないでしょうか?

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理系男子のホンネ

私、勤めていた頃、上司の言うことは聴かないわ、同僚たちとは異なる仕事のやり方をするわのトンデモ野郎でした。
なぜスナオに仕事ができなかったのでしょうか?

私、製造業の会社に勤めていましたが、ホンネでは製造業そのものがあまり好きではありませんでした。
他社と同じような製品を大量に作って「さあ買え、さあ買え、いくらでも値引きしますから」という売り方がとても嫌でした。
もちろん、浅いところでは、私がかなり不器用で、同じやり方だったら同僚諸君に遠く及ばない人だったということもありますが、「人類共通の資産である地球資源をそういうふうにぞんざいに扱っていいのか」と・・・

同じ地球資源を消費するなら、せめて「喜んで買っていただけるもの」を作って売りたいと思いました。
そういうことで、「知に働いて角を立て」つつ、「同業他社に無い」物を作り、しかも「他社と同じです」とは言えないだけに、詳細な説明書を作って公開しました。
 参考>「顧客満足第一
 参考>「生娘をシャブ漬け

幸運だったのは、私ひとりがそういうことをやって仮に失敗してもつぶれる心配もクビにされる心配も無い会社だったということです。
まぁ、サスガに出世は無理だろうと覚悟はしましたが・・・

結果は、特に失敗も無く、「他社に無い」だけに、とても喜んで買っていただくことができました。
それゆえ、市場シェアも利益率も同僚諸君の一桁上で買っていただけたのです。
社内ではまったく評価されなかったですけど、悔いはいっさいありません。

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弱点の克服

先日「ザ・ノンフィクション」というTV番組でアツシという人力車夫を志す若者を見た。
彼は一つ目の職場で挫折し、二つ目の職場で念願を果たす。

しかし、それを見て私は心から祝福する気になれなかった。
彼は一つ目の職場で交通状況の確認不足を指摘され、そこではそれを克服できなかったのだ。
「向いてないな!」と思った。
彼の車夫としての弱点は、ひとつの事に集中するとほかの事が見えなくなるのだろう。
私にもそういう傾向があるので、そう見えてしまう。
もしもそうならば、仮にトレーニングでそれを克服しても「予想外事態」の際にそういう傾向が出てこないという保証は無い。

彼の場合、「人力車が好き」だから人力車夫を志すというのは、少し短絡過ぎると感じた。
たとえ医師になれなくても医療関係に職を持つことはできる。
腕力がなくても鑑識などであれば警察官として犯罪抑止の仕事ができる。

私自身も、大学進学のとき、本当は物理が好きで理学部に行きたいと思っていた。
しかし、ただそれだけで、難関大学などは到底無理な成績だったので、たとえどこかの理学部に入れたとしても、研究者として生活していくのはとても難しいだろうと考えた。

そこで、研究者の道をあきらめ、物理と同じくらい好きだった電気の道に進むため、工学部へと進んだ。
「技術者」になれば少なくとも生活に困ることは無いだろう、と・・・
これは見込み通りだった。
加えて、業務で私の「好奇心、探求心」を満たすこともできた。
振り返って後悔はまったく無い。

アツシの場合も、本人が納得できれば、車夫を諦めて、人力車の製造やメンテナンスに職を求めることができるだろう。
そういう仕事であれば、少なくとも一つ目の職場で心配された彼の弱点による交通事故のリスクは回避できる。

就活中の諸君、志望を一本に絞るのではなく、君の小学生のときからの「好き、得意」を熟考して選択肢を広げた時、意外にも君の適職は2番手、3番手の志望先にあるかもしれない。
そうであれば、弱点を無理に克服しなくても、後日必要があればその時道は開ける。
あのアインシュタインも数学者の助けを借りて相対性理論を完成したそうだ。(「すごい物理学講義」河出文庫)
むしろむやみに弱点を克服した結果、自分の本来の強味を見誤ったら元も子もない。

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さようならADSL!

さようなら そしてありがとうADSL!

私が使ってきた我が国最後のADSL(電話線を使った高速インターネット)が来年終了するということで、一足早く解約しました。ちょうど8月が契約更新月で解約料がかからないので・・・
プロバイダからメールが来て、ウェブサイトを見ろというので、ウェブサイトを見ると電話しろと書いてありました。
電話したら「キョロキョロするな!」と言われるのかと思ったのですがそうでもなく、人間はいっさい出ない電話で「生年月日」を入力しろというのでそうしたら受付が完了しました。
あまりにあっけなかったのですが、たぶん電話番号自体も照合したのではないかと思っています。
10日ほどして、次のはがきが来ました。
ADSL解約

そして9月1日午前8時半、接続が切れました。
その瞬間モデムはただの置物になったので、即日返送しました。

そもそも2007年、OCNのADSLに加入したのですが、10年後にこれが終了したので、Yahoo!BBに乗り換えて今日を迎えました。
OCNは1980円/月でウェブサイトを持てて、ネット閲覧もメールも無制限でした。
Yahoo!BBはなんと1265円/月で同様でした。
ただし、Yahoo!BBは、モデムを使用中には電話が送受ともYahoo!回線になって、通話料はNTTでなくYahoo!に払うことになりましたけど・・・

前者は公称下り5MHz実測1.5Mz程度、後者は同12MHz実測5MHz程度でしたが、Windowsの重いアップデートも含めて何も不満はありませんでした。
むしろ今、使い始めたのが25MHzくらいらしいのですが、レスポンスが良くなったようには感じません。
実用上は回線速度だけでなく、PCなどのインタフェースデバイスの処理速度にもよりますので・・・

ADSLはそのコスパの良さでぎりぎりまで使い続け、まだまだ使う気満々だったのですが、もうどうしようもありません。
現在の光回線は、私にとってはコスパの悪いオーバースペックでしかありません。
またコスパの良い次世代のサービスが出てくるのを期待しています。

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Author:理系男子
趣味も専門も電子回路という、画に描いたような理系男子ですが、世の中の「読みにくい取説」をなんとかできないものかと思い、自ら「書く側」になってしまいました。
 
 

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