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トースト

パンを焼くことをトーストと言い、焼けたパンをトーストと呼びます。

先日、TVで「パンはトースターを予熱してから焼いた方が、表面カリで中もちふわでおいしい」という話をしていました。

ここまでは私も同感するところであり、日々実践しています。

しかし、その後が私の考えと違いました。
TVでは「表面から逃げた水分がパンの内部の低温部分に集まってしっとりするから・・・」というふうに説明していました。

ここ、私はかねがねこう思っています。
すなわち「予熱しないと、トースターの温度上昇に伴って、パンは表面も内部も同時に温度が上昇し、その結果、全体から水分が逃げてパサパサになる。しかし、予熱をすると、パンの内部の温度が上がる前に表面温度だけが上昇して、内部の水分を保ったまま表面だけが焼ける。」と・・・

これは一般的な料理のセオリーと同じです。
つまり、料理の生煮えや生焼けを防ぐには、中火以下で時間をかけて火を通します。
それによって、具材の表面も内部も均一に加熱して、生状態部分が残るのを防げます。
逆に、トーストの場合は内部には火を通さずに表面だけを焦がした方が「表面カリで中もちふわ」になりますから、予熱によって表面だけを高温にさらして一気に焼き上げます。

あなたはどう思いますか?
おいしければ理屈はなんでもいいじゃん」でしょうか?

私はこう思っています。
つまり、トースターの予熱は、まずトースターの電源を入れて、しばらく待ってからパンを入れるのです。
ちょっと面倒くさいのです。
これを毎日続けるには、ただ「うまいから」だけでなく、「こういう理由で[予熱した方が]うまいのだ」という納得が欲しいのです。
そういうことはありませんか?

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Author:理系男子
趣味も専門も電子回路という、画に描いたような理系男子ですが、世の中の「読みにくい取説」をなんとかできないものかと思い、自ら「書く側」になってしまいました。
 
 

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